給湯器の買い替えタイミングっていつ?よくある故障や対処法のまとめ

快適な生活を送るために欠かせない住まい設備の一つが「給湯器」です。お湯は毎日使うものですが、給湯器の存在を深く意識して使うことはそれほど多くありません。しかし、昨日まで使っていた給湯器が突然壊れてしまえば、お湯が使えなくなりシャワーやお風呂に入れないなど、生活の質が極端に低下してしまいます。
そのため、このような事態にも冷静に焦ることなく対処できるようにするためには、給湯器が壊れたときの症状や対処法などについてよく把握しておくことが重要です。
今回は、給湯器が壊れたかも?調子が悪いかも?そろそろ買い替えが必要かも?といったときに覚えておくと安心な「給湯器の買い替えタイミング」や、「よくある故障の例」、そして「対処法」などについてご紹介します。
 
給湯器の買い替えタイミングについて
給湯器を買い替えようか考えているけど、どのタイミングで新しい製品を購入すれば良いのか悩むといったときには以下のようなポイントを参考にしてみてください。
 
■給湯器の寿命を参考にする
冬場の時期に急にシャワーからお湯が出なくなったとなれば、非常に不便です。すぐに駆け付けてくれる業者がいなければ、給湯器を使えるようになるまでに数日から一週間ほどかかってしまいます。また、特別大きな不具合が生じていないときは、どのタイミングで給湯器を買い替えるのが良いのか…、と悩んでしまいそうです。そこで参考にしたい買い替えタイミングの一つが、「給湯器の寿命」です。
一般的に、給湯器の寿命は「約10年」といわれています。給湯器が故障してしまって急にお湯が使えなくなることがないように、このような給湯器の寿命をタイミングと考えて買い替えを検討します。
使い方によっては給湯器の寿命を遥かに過ぎても問題なく使える場合もありますが、見えないところで部品が壊れているといった場合もあるため、安全に使うためには定期的にメンテンナンスを受けることも必要です。
また、給湯器を販売する各メーカーでは、製品の生産を終了してからその後10年間は修理や交換のために部品が保管されています。しかし、その期間を過ぎてしまうと、壊れた部品を修理しようと思っても部品の在庫がなければ対応できなくなるため注意が必要です。
 
■危険な症状がでたら早めに買い替える
給湯器の使用頻度や使い方によっては、約10年という給湯器の寿命に到達する以前に不具合が生じる場合があります。給湯器の異変に多い症状が、お湯の温度が一定でなくなる、変な臭いや変な音がする、煙が発生するなどです。
このような症状が万が一生じた場合には、給湯器の使用を中断し、専門の業者に確認してもらうまでは決して使わないようにしましょう。症状によっては大掛かりな修理や部品の交換が必要になることがありますが、この場合は高額な費用がかかってしまう場合もあるため、こういった危険な症状がでたときには思い切って買い替えを検討してみても良いでしょう。
 
■いっしょに暮らす人の人数が増えるとき
寿命や故障以外の場合にも、給湯器の買い替えを検討するタイミングがあります。それが、「いっしょに暮らす人の人数が増えるとき」です。
給湯器には、それぞれ「号数」というサイズの違いがあります。号数の数が大きくなるほど一度に使えるお湯の量が増えます。たとえば、16号の給湯器は1分間に16リットルのお湯をつかうことができます。これは、複数の箇所でお湯を使ったときでも同じで、一度に複数の人がお湯を使えば湯量が急に少なくなるといった状態になります。
そのため、同じ家に暮らす人の人数が多いほど号数の大きな給湯器を選びます。また、これまでは20号の給湯器で足りていたとしても、二世帯住宅になるといったときや、子どもが増えるときには一度に使えるお湯の量が多い号数の給湯器に買い替えをしたほうが良いでしょう。
湯量が少ないと時間差でお風呂や洗面台を使わないといけないなど、少しずつストレスとなる事態が増えてきます。より快適な暮らしを送れるようにするためには、家族構成やお湯の使い方などを参考にご家庭に合った給湯器を選ぶことが大切です。


給湯器 茨城

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